おいしくって傷まず安心!お弁当づくり5つの基本
お弁当基礎の基礎!キレイ&おいしくつくるためのコツとワザ第1回

かわいいお弁当のつくり方が知りたい」「おかずのバリエーションを増やす方法を教えて」といった声が多いけれど、お弁当づくりで一番知りたいのは基礎の基礎だったりしませんか? そこで、料理研究家の松尾みゆきさんに、お弁当づくりの基本について教えてもらいました。傷みにくくておいしいお弁当をつくるためのコツを伝授します!

基本1 味付けは濃く!

プラスα!炒める・煮るときも味付けは濃いめに:味付けを濃くすると塩分が多くなり、食材が傷みにくくなります。

お弁当は冷めると薄味に感じるので、味付けはやや濃くします。から揚げなどの下味もしっかり付けて。

基本2 水分はよく切る!

プラスα!すりごま、かつお節で和えるのも手:すりごまやかつお節で和えると、食材の水分を吸ってくれます。

食材を洗ったときは、しっかり水分を切りましょう。水分が残っていると、傷んだり味移りがしやすくなります。

基本3 しっかり加熱する!

プラスα!常備菜も必ず再加熱:つくりおきのおかずも、電子レンジなどで再加熱してからお弁当に詰めて。

食材の中心までしっかり加熱すること。卵は傷みやすいので、ゆで卵は半熟ではなく完熟に仕上げて!

基本4 ごはんの傷みに注意!

プラスα!おにぎりはラップに包んで握って:細菌やウイルスが移らないよう、おにぎりは素手で握らずにラップに包んで握って

ごはんに梅干しをのせたり、酢を少し加えて炊くと、防腐効果で傷みにくくなります。特に夏場は取り入れて。

基本5 調味料もひと工夫!

プラスα!ソースやドレッシングは直前にかけて:味移りを防ぐため、調味料は専用容器に入れて食べる直前におかずにかけて。

炒めものには植物油を使いましょう。バターやラードなどの動物性油脂は、冷めると固まってしまいます。

教えてくれた人はこの人!

松尾みゆきさん
料理研究家、管理栄養士、フードコーディネーター。健康と料理をテーマに、食全般のコーディネーターとして書籍や雑誌、テレビ、ウェブ、広告などを中心に活動中。簡単でわかりやすいヘルシーメニューの開発や、栄養バランスを考えた食事の提案を得意とする。

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